がらんとした、まっ白なハコといった印象の建物。最近までオフィスとして使われていた。(photo=Daichi Ano)「Untitled」=無題の意。場が意味をまとうのが嫌、というこの建物の借り主の意向からこの名前になった。もとは倉庫・駐車場として使われていたが、今のこの場所はまさに定義しづらい。つい最近まではビニールのシースルーカーテンがかかっただけの玄関を持つシェアオフィス(集合オフィス)として使われていたが、建築事務所と編集事務所とアートの専門家と不動産屋が入っていたため、「何屋さんなんですか」と聞かれても何と答えてよいかわからなかった。(ここの裏手に有名な焼き鳥屋さんがあって、焼き鳥と酒で気持ちよくなった人がこの横を通り過ぎるとき、ビニールカーテンをめくっては、この質問を投げかけていた)。バスケットボールのリングが玄関の壁に取り付けてあったこともあり、仕事の合間にシュート練習をやっている光景が見られたり。秋にはバーをやったこともあった。いつの間にか隣りにはエスプレッソとピザのおいしいバーができた。そしてまた、変わろうとしている。セントラルイーストトーキョー(左頁の記事)というクリエイターの集まりがここを使うらしい。アートやデザインの本が並ぶライブラリー兼ショップ兼ギャラリー。相変わらず謎。ちなみにこの本「イエローページ」も、この場所で集まってつくりました。(やすだ)
【Untitled(UT)】 tel.03-3272-6046
東京都中央区日本橋本町4-7-5
謎に満ちたビルとして有名。今度はここがCETのクリエイターが運営する空間になる!?
パーティーの様子
映像の展示
バスケットボール